愛車の革シートをひび割れや色移りから守る。特許取得の水性コーティング技術とは

特許第6033974号 — 二液型フッ素コーティングの科学

特許第6033974号「二液型コーティング剤及び被覆体保護方法」。この番号が示すのは、単なる製品登録ではない。フッ素樹脂と架橋成分による二液型の設計で、耐汚染性・耐摩擦性・耐水性に優れた被膜を革表面に形成する——その技術的根拠そのものだ。なぜ水性なのか、なぜ二液型でなければならないのか。特許文書を根拠に解説する。

監修・執筆

渡邊 晃(わたなべ あきら)

株式会社アンドクレア 会長|JCA教務SGM技能監督官
Starex水性シートコーティング 統括代理店|全国認定施工店54店舗・27都道府県 統括

「革は繊細な素材だ。だからこそ、質感を損なわずに守る技術が必要だった。特許はその答えだ。」

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その「コーティング」、革に使って本当に大丈夫ですか?

Lexus LMのセミアニリンレザー、Mercedes AMGのナッパレザー。何百万円もかけて選んだ素材に、何を使って何を守るかを——正確に答えられる人は少ない。

✕ 市販の革用クリームを塗り続けているが、ひび割れが進んでいる

✕ ガラスコーティングを施工したら革が硬くなって後悔した

✕ 汚れを拭くたびに少しずつ色が抜けていく気がする

✕ 「本革対応」と書いてあるのに、施工後の手触りが変わってしまった

これらは全て、革の素材特性を無視したコーティング選びが招く失敗だ。特許原文にも記載があるとおり、素仕上げレザーは通気性がある反面、汚れが付きやすく経時で劣化する。その特性を理解せずに「塗るだけ」の製品を使えば、守るどころか劣化を加速させる。

なぜ「二液型フッ素コーティング」なのか — 特許技術の核心

コーティング剤の多くは、素材の表面に被膜を形成することで保護を実現しようとする。しかし特許原文が指摘するとおり、革は折り曲げ可能な素材だ。座るたびに、乗り降りのたびに表面は動く。

特許第6033974号の技術的特徴は、フッ素樹脂と架橋成分(カルボジイミド化合物)の質量比を1〜4の範囲に調製することにある。この比率により、耐汚染性・耐摩擦性・耐水性に優れた被膜を形成しつつ、革本来の質感を損なわない。さらに特許明細書には「折り曲げ可能な材料に塗布されたフッ素被膜もこれに追従させることが可能」と明記されている。

Starexが辿り着いた答え

フッ素樹脂×架橋構造で「質感を守りながら、汚れだけを弾く」

特許第6033974号「二液型コーティング剤及び被覆体保護方法」は、フッ素樹脂を主体とする主剤と、カルボジイミド系硬化剤を混合することで架橋構造を形成。革の動きに追従しながら、汚れの付着を防止するフッ素被膜を実現した。

水性コーティング分子が革表面に密着する様子

特許第6033974号 — 二液型である理由

「なぜ二液を混ぜるのか」。この問いに答えることが、Starexの技術的優位性をそのまま説明する。

A液(主剤)の役割 — 特許原文より

フッ素樹脂を主体とし、アクリル(密着性・耐摩擦性の向上)、シリコン(耐汚染性・質感の向上)、鉱油(施工性の向上)を含有する水性処方。有機溶剤を含まない。

B液(硬化剤)の役割 — 特許原文より

カルボジイミド化合物からなる架橋成分を含有。A液のフッ素樹脂と架橋構造を形成し、耐水性・耐摩擦性に優れたフッ素被膜の形成を促進する。混合後に初めて機能する「反応型」の設計だ。

なぜ二液型なのか。特許の請求項5に「主剤塗布工程と硬化剤塗布工程を有する」被覆体保護方法が記載されている。主剤を先に塗布し、その上から硬化剤を塗布する——この工程分離が、施工者による品質管理を可能にする。

特許が守っているのは、フッ素樹脂と架橋成分の質量比(1〜4の範囲)という精密な配合設計と、二段階の施工方法だ。単に「二種類を混ぜる」のではなく、この比率が耐汚染性・耐摩擦性・質感を同時に実現する核心である。

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水性である理由 — 特許明細書に記載された設計思想

特許明細書には、主剤の主成分として「フッ素含有水」が40〜90%を占めると記載されている。有機溶剤を含まない水性処方だ。

なぜ水性なのか。特許原文が課題として挙げているのは、素仕上げレザーは「通気性がある反面、汚れが付きやすく、経時で劣化する」という点だ。この課題に対し、革の質感を損なわない水性処方でフッ素被膜を形成するのがStarexの設計思想である。有機溶剤系のように革の風合いを変えるリスクを避けながら、耐汚染性を実現する。

水性コーティング vs 有機溶剤系コーティング(革への影響)

比較項目 Starex水性 有機溶剤系
革の油脂成分への影響 保持 溶出リスク
施工後の革の柔軟性 維持 硬化の恐れ
革の通気性 確保 阻害リスク
施工中・後のニオイ ほぼなし 強い
特許による技術保護 特許第6033974号 なし(一般的)
施工前後の革シート比較 — コーティングなしとStarex施工済み

フッ素被膜がもたらす長期的な価値

特許原文には、この二液型コーティングが形成するフッ素被膜の特性として「耐汚染性、耐摩擦性、耐水性、質感等に優れた被膜を被覆体表面に形成させる」と記載されている。

さらに「折り曲げ可能な材料で構成されている場合において、これに塗布されたフッ素被膜もこれに追従させることが可能」——つまり、革の動きに合わせて被膜自体がしなやかに追従する設計だ。座るたびに生じる摩擦、乗り降りの動き、こうした日常的な負荷に対して被膜が割れにくい。

撥水

飲み物・汗・雨水の浸透をブロック。シミになる前に拭き取れる

防汚

デニムの色移り・食べこぼし・皮脂汚れが繊維に入り込まない

耐摩耗

乗り降りの摩擦・こすれによる表面劣化を大幅に軽減

リセール

内装状態は査定に直結。施工済み車両は高評価を得やすい

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お客様の声

※ 認定施工店からの施工事例・お客様の声は準備中です。実際のお客様の声が集まり次第、掲載いたします。

よくある質問

Q. 特許第6033974号は誰が取得した特許ですか?

発明者・佐々木博司氏、出願人・SSK PROTECT株式会社が取得した特許です。Starex水性シートコーティングはこの特許技術に基づいて製造されており、株式会社アンドクレアが製品展開・認定店ネットワークを運営しています。

Q. 施工後、革の手触りや見た目は変わりますか?

革本来の風合い・手触り・光沢を損なわないことが特長のひとつです。「コーティングした感じ」が出る製品とは異なり、施工前後の質感を最大限に保ちます。ただし革の状態・素材種類によって仕上がりは異なるため、施工前に認定店で確認いただくことをお勧めします。

Q. どんな革でも施工できますか?

本革(フルアニリン・セミアニリン・ナッパ等)への施工実績が豊富です。ただし素材の状態・種類・前処理の有無によって対応が異なります。ウルトラスエード・アルカンターラなどの特殊素材は事前に認定施工店にご相談ください。

Q. 効果の持続期間はどのくらいですか?

使用頻度・環境・素材の状態により個人差はありますが、適切なメンテナンスを行った場合に長期的な保護効果が持続します。具体的な目安については施工する認定店にご確認ください。

Q. DIYで施工することはできますか?

Starex水性シートコーティングは、株式会社アンドクレア認定を受けた施工店のみが取り扱う業務用製品です。素材の診断・前処理・施工・品質確認の全工程を専門的なトレーニングを受けた施工者が行うことで、はじめて特許技術の効果が発揮されます。個人への直接販売は行っておりません。

特許技術で、愛車の革シートを本物の保護で守る。

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