ご高齢のご家族を送り迎えする車。乗り降りしやすいよう気を配っていても、本革シートが日差しで乾いてパサつき、座面や肘かけの色が浅くなってきたと感じることはありませんか。乗っていただくご家族に気持ちよく座っていただくためにも、本革の風合いと清潔感は保っておきたいものです。
この記事では、宮崎県日向市の黒木自動車(有限会社黒木自動車)が、送迎で車を使う方へ向けて、強い日差しによる本革シートと内装の乾燥・色あせをどう防ぐかを、日常のケア、プロのクリーニング、仕上げの水性シートコーティングまで、シートと隣り合う内装も含めてご案内します。
送迎で使う車の本革シート、日差しで乾燥・色あせしていませんか
毎日のように人を乗せる送迎の車は、本革シートにも変化が出やすいものです。とくに次のようなサインは、レザーの劣化が始まっているケースが多いところです。
- 座面や肘かけのツヤがなくなり、パサついて見える … 革の油分が抜け、乾燥が進みかけています。
- 日が当たる側だけ色が浅くなってきた … 強い日差しによる退色のサインです。
- 乗り降りで触れるふちが硬く、ひびの入り口のように見える … しなやかさが失われかけています。
ご家族が毎日触れる場所だからこそ、早めに汚れを落として保護しておくと、本革のきれいな状態を保ちやすくなります。
なぜ強い日差しで本革は乾き、色あせるのか
本革のしなやかさは、革に含まれる油分と水分が支えています。ところが、窓から差し込む強い日差しと車内にこもる熱は、この油分・水分を時間をかけて奪っていきます。すると革は弾力を失い、表面がパサついて、日の当たる面から少しずつ色が抜けていきます。送迎で停車している間も日差しは届き続けるため、気づかないうちに乾燥と退色が進みやすいのです。乗り降りで触れる部分は皮脂の酸化も重なり、変化がさらに出やすくなります。
日向・宮崎の夏、強い日差しが車内に差し込む
気象庁の平年値(1991〜2020年・延岡)では、7月の日最高気温の平均は約30.4℃とされています。日差しの強い宮崎の夏は、屋外駐車で本革シートに直射日光が長く当たり、車内の温度も上がります。送迎で停めている時間が長くなるほど、レザーの乾燥・色あせが進みやすくなるため、日差しの影響を意識して、早めに整えておくことがこの時期は効いてきます。
シートだけでなく、隣の内装も一緒に
送迎の車で見落とされやすいのが、本革シートと隣り合う内装の部分です。乗り降りのときに手をかけるドアの内張り、肘をのせるアームレスト、つかまる柱まわり——ここも日差しと皮脂の影響を受けています。シートだけを整えても、隣の内装がくすんでいると清潔感は戻りきりません。シート+まわりの内装までまとめて手をかけると、車内全体の印象が引き締まります。乗り降りを重視されるご家族の送迎では、ここがそのまま座り心地・乗り心地につながります。
ご家族を乗せる前にできるレザーケアとNG
「日差しと乾燥をためない」ひと工夫
- 停めるときはサンシェードや日陰を選び、本革に直射日光と熱を当て続けないようにします。
- 表面のホコリはマイクロファイバーなど柔らかい布でそっと払ってから、固くしぼった布で軽くなでます。
- 肘かけや座面のふちなど触れる場所は、皮脂を残さないよう軽く拭き上げ、力を入れてこすらないようにします。
やりがちな注意点:強いアルコールや強力な洗剤を使う(革の油分が抜けて乾きやすくなります)/硬いブラシでこする(表面に傷がつき色落ちのもとに)/濡れた状態のまま直射日光の下に置く(シミや硬化を招きます)。
日々のケアで表面のホコリや皮脂は和らぎますが、奥に入った汚れや、乾きかけたレザーの手当てまではご家庭では難しいことがほとんどです。そこからはプロの出番です。
プロのクリーニングで本革と内装をリセットする工程

- レザーと内装の状態を確認 … 乾燥・色あせ・皮脂汚れの出ている範囲を見極めます。
- ホコリ・砂の除去 … 縫い目や内装のすき間に入り込んだホコリを取り除きます。
- 本革にやさしい洗浄 … 表面に残った皮脂や汚れを、レザーに合った方法でていねいに落とします。
- 内装の手当て … 手が触れる内装の部分も、素材に合わせてていねいに整えます。
- ふき上げと乾燥 … 余分な水分を残さず仕上げ、シミやニオイの戻りを防ぎます。
- 仕上がりのご説明 … レザーと内装の状態をお伝えし、これからの保ち方をご提案します。
日々のケアとプロの洗浄を組み合わせると、本革シートと内装の清潔感とツヤが戻りやすくなります。
水性シートコーティングで、レザーを汚れと乾燥から守る

クリーニングで整えた本革と内装に保護の層をのせると、これから付く皮脂や汚れが表面に居つきにくくなり、さっと拭けば落ちる状態になります。目指すのは防汚と清掃のしやすさ——汚れが入り込まず、ついても落としやすい状態を保つことです。本革の劣化を早める汚れ・皮脂の蓄積をおさえることで、乾燥や色あせの進みをゆるやかにする助けになります。ただし日差しそのものをさえぎるものではありませんので、日中の駐車ではサンシェードなどの日除けとあわせてお使いいただくのが安心です。
水性ならではの安心
Starex公式情報によれば、安全性については「こども玩具用 食品分析検査基準」をクリアした水性・低臭の処方とされています。
また耐久性については、専門機関の摩擦テスト(1万回以上)で「1日10回の乗り降りで約3年間相当」とされています。
※上記2点はStarex公式の表記に基づく記載です。これ以外の具体的な数値や効果を保証するものではありません。
期待できること:本革シートと内装に皮脂や汚れがたまりにくくなり、ふだんの拭き取りが軽くなります。気をつけたいこと:すでに進んだ色あせを元に戻す処理ではなく、整えた状態を保ち、これからの汚れに備えるためのもの。クリーニングで汚れを落としてからの仕上げが基本です。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 本革のパサつき・ツヤ低下は戻りますか?
- 皮脂や汚れを落とすと、しっとりとした手ざわりや清潔感は戻りやすくなります。ただし退色が進んだ部分を元どおりにするものではないため、まず状態を拝見してできることをご提案します。
- Q2. 紫外線の色あせはコーティングで防げますか?
- コーティングが受け持つのは、汚れの付きにくさと落としやすさです。日差し自体をカットするものではありませんので、日中はサンシェードなど日除けとの組み合わせをおすすめします。
- Q3. シートと内装をまとめてお願いできますか?
- はい。手が触れる内装の部分も、シートに合わせて整えられます。まとめてケアすると清潔感が戻りやすくなります。
- Q4. 高齢の家族が乗るので、においや成分が心配です。
- Starexのシートコーティングは水性・低臭の処方で、施工後の刺激臭が出にくいのが特長です。気になる点は事前にご相談ください。
- Q5. シートコーティングは「水を弾く」ものですか?
- 弾くこと自体を売りにするものではありません。狙いは防汚と清掃性で、汚れがしみ込みにくく落としやすい状態にすることです。
- Q6. 自分でレザー用品を塗っても大丈夫ですか?
- 市販品の中には革の油分を奪ったり、塗りムラが出たりするものもあります。判断に迷われたら、革の状態を確認したうえで適した方法をお伝えしますので、お声がけください。
- Q7. 乗り降りする席を重点的にお願いできますか?
- はい。ご家族が乗り降りされる席・範囲を中心に承ります。気になる場所をお知らせください。
- Q8. 日向市でStarex認定施工店を探しています。
- 黒木自動車(有限会社黒木自動車)はStarex認定施工店として、日向市・宮崎県エリアで車内クリーニングと水性シートコーティングを承っています。本革シートと内装のケアもお気軽にご相談ください。
まとめ
強い日差しを浴びる本革シートと内装は、乾燥・ツヤ低下・色あせが進みやすい場所です。ポイントは3つ。①サンシェードと日常の拭き取りで日差しと乾燥をためない、②プロのクリーニングでシートと内装の皮脂汚れを落としてリセット、そして③水性シートコーティングで、汚れにくく拭き取りやすい状態に保つこと。ご家族に気持ちよく乗っていただくために、本革と内装を早めに整えてみませんか。
そんなときは、黒木自動車 にお気軽にご相談ください。
(有)黒木自動車
〒883-0021 宮崎県日向市財光寺1821-1
