新古車でも内装クリーニング+シートコーティングが必要な理由と施工メリット
アルファード「新古車だからキレイなはず」——そう考えていたのに、よく見るとシートにうっすらとした汚れや生活痕…。今回ご相談いただいたY様も、前ユーザーが小さなお子さまを乗せていた形跡を感じられ、早期リフレッシュと今後の汚れ対策を目的に、ボディコーティング+内装クリーニング+Starexシートコーティングをセットでご依頼くださいました。
本記事では施工内容・選ばれた理由・ご家庭でのメンテナンス方法を整理してご紹介します。
【お客様のお悩みポイント】
- 新古車購入直後だが、座面の軽い黒ずみ・食べこぼし跡らしき点状汚れが気になる
- 今後は主に奥様とお子さまが日常使用 → ふと「ハッ」と気づいた時に、サッと拭ける状態にしておきたい
- 長く清潔感を維持し、将来のリセール時にも好印象を保ちたい
【施工メニュー概要】
- ボディ洗浄(ケミカル前処理、鉄粉・ピッチ除去)
- 下地調整(微粒子コンパウンドで塗装面のくすみ・微細スクラッチを整える)
- Starexボディコーティング(塗膜保護・艶感向上)
- 室内バキューム&ドライダスト除去
- シート・ファブリック部位のプレクリーニング(中性~弱アルカリ洗浄剤段階使用/色落ちチェック)
- 汚れリフトアップ(エクストラクター & マイクロファイバー手作業)
- 乾燥・含水率確認(十分乾燥後コーティング)
- Starexシートコーティング施工(摩擦・汚れ防止、日常清掃性向上を目的)
- 付属メンテナンスキットの使い方レクチャー

- 繊維目に入り込んでいた微粒子汚れを除去し、質感が均一
- 触れたときのざらつき減少
- 撥水・防汚性が付与され、拭き取りテストでも乾拭き+軽い水拭きで素早く復元

【Starexシートコーティングを選ばれた理由】
- 日常メンテナンス性:水拭き→乾拭きで基本ケアが完結しやすい
- 付属メンテナンスキットで“難しそう”なコーティング後の扱いが直感的
- ファミリー利用(小さなお子さま)で食べこぼし・手の皮脂汚れ・飲料こぼし対策を強化したい
- 早期に施工することで「初期の軽い汚れ」が定着する前に保護層を形成したい
- 将来の査定時にも、使用感の差別化を期待
【施工のポイント】
- 繊維保護前の“乾燥管理”が密着性と均一性を左右するため、含水率が高い状態での早期施工は避け、強制循環乾燥後に塗布
- 部分的に汚れが強い箇所は局所で洗剤濃度・滞留時間を調整(繊維の退色リスク管理)
- 仕上がり後の艶は過剰に出しすぎず、純正質感を尊重したマット寄りバランス
【メンテナンス方法】 日常:
- 乗車前に衣類の大きな砂・泥を軽く払う
- 週1回:付属マイクロファイバーで乾拭き → 皮脂や軽い粉じんをリセット
- 月1回(または気になる時):水を軽く含ませて固く絞ったクロスで拭き → 直後に乾いたクロスで仕上げ
食べこぼし・液体汚れが“ハッ”と目に入ったら:
- こぼれた固形物は押し付けず先に回収
- 吸水性の高いペーパーで“押さえて”過剰水分を吸い取る(擦らない)
- 付属のメンテナンススプレーをクロス側に少量 → 対象を軽く叩くように転写
- 乾いたクロスで水分を回収 → 必要に応じて再度乾拭き
やってはいけない例:
- 強いアルカリ洗剤を直接噴霧
- 濡れたまま放置(輪ジミリスク)
- 熱風ドライヤーの至近距離集中(繊維変形リスク)
【よくある質問(FAQ)】
Q1:撥水が弱くなったと感じたら再施工は必要?
A:日常汚れの蓄積や洗剤残留で“弾き”が鈍ることがありますが、防汚性能は3年間維持しますのでご安心ください。
Q2:ファブリックシートにも同じように使える?
A:今回施工はレザー想定。ファブリックは素材特性が異なるため、別途ファブリック(アルカンターラ含む)専用メニューをご案内します。
Q3:施工直後に気を付ける期間は?
A:納車時点で完全硬化していますので、気を付ける期間はございません。汚れた場合は水拭きでお手入れしてください。
Q4:臭いは残る?
A:乾燥後は限りなく無臭です。
【まとめ】 新古車でも“前使用者の生活痕”はゼロではありません。早期に内装クリーニング+Starex水性シートコーティングを行うことで、これから付く汚れを管理しやすい状態へ最適化できます。特に小さなお子さまや日常使いが多いご家庭ほど、“拭ける状態を作る”投資は確かな価値があります。
ご家族で長くクリーンな室内環境を保ちたい方、まずはお気軽にお問い合わせください。
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