納車前の1台に、外注なしで付帯粗利をもう1本。中古車販売店様が Starex 水性シートコーティングを「付帯商品」として組み込むときに、現場で迷いやすいのは提案の順番と価格の置き方です。この記事では、商談の流れのどこで出すか、価格をどう置くか、粗利をどう計算するかを、公開している契約条件の数字だけで説明します。
付帯商品として成立する3つの条件
中古車の付帯商品は、外装コーティングやドラレコ、保証延長など多くの選択肢があります。その中でシートコーティングが付帯として成立するのは、次の3つが揃っているからです。
- 自社で施工できる:施工時間は1〜2時間の目安(車種・内装の状態により異なります)。専用設備は不要で、養生も要りません。外注に出す時間と手数料がかからないため、粗利がそのまま残ります。
- 納車前に説明できる:納車前の内装説明の流れで「シートは汚れに強くしてあります」と一言添えられる商品です。後日の追加提案ではなく、その場のついで買いになります。
- 原価が1台単位で読める:材料原価は1台分(5シート)15,000円(税別)で固定です。値引きをしても、粗利がいくら残るかをその場で計算できます。
提案の順番:内装説明の「最後」ではなく「途中」に置く
付帯商品は、商談の最後にまとめて並べると値引きの対象になりがちです。シートコーティングは内装の話をしているときに出すのがいちばん自然です。おすすめの順番は次のとおりです。
- 素材を言葉にする:「このシートは本革(合皮/ファブリック)です」と素材名を先に言います。素材が分かると、お客様は手入れの心配を口にします。
- 心配に答える形で出す:「汚れが染み込みにくいように、納車前にシートコーティングをかけておけます」と、心配の直後に置きます。
- お手入れの話で締める:「日常は乾拭き・水拭きで足ります。定期メンテナンスは施工店(自店)で受けられます」と、納車後の関係が続くことを伝えます。
ポイントは、コーティングの性能を説明することではなく、お客様が口にした心配(「子どもが乗る」「ペットを乗せる」「白いシートは汚れそう」)に対する答えとして出すことです。
価格の置き方:参考価格 54,000円をどう使うか
一般ユーザー向けの施工料金の目安は 54,000円(税別・参考価格)です。これは参考価格なので、貴社の車両価格帯に合わせて変更できます。よく使われる置き方は3つです。
| 置き方 | 提供価格(税別) | 材料原価 | 1台あたりの粗利 | 向いている車両 |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格で単品販売 | 54,000円 | 15,000円 | 39,000円 | 輸入車・高年式・本革シート |
| 20%引きで付帯パック | 43,200円 | 15,000円 | 28,200円 | ミニバン・SUV・ファミリー層 |
| 30%引きで納車パックに同梱 | 37,800円 | 15,000円 | 22,800円 | 軽自動車・コンパクト |
値引きをしても粗利が2万円台で残るのは、外注費がないからです。逆に、外装コーティングと一緒に「内外装セット」として置くと、単体の値引き交渉になりにくくなります。
粗利の計算:初期費用が戻るまでと、月の台数
初期導入費用 230,000円(税別)には10台分の材料が含まれています。参考価格 54,000円で提供すれば5台、20%引きなら6台で初期費用を上回ります。11台目からは1台分 15,000円(5台単位)で仕入れる運用です。月々の固定費は0円なので、施工した分だけ仕入れれば在庫は増えません。
月の納車台数が20台の店で、付帯率が3割なら月6台。20%引きで提供した場合の粗利は 28,200円×6台=169,200円が目安です。付帯率は説明の順番でかなり変わるので、まずは「素材を言葉にしてから出す」だけを徹底して、1か月の付帯率を数えてみてください。
仕上げ工程でも効く:クリーナーで時間を短縮する
付帯販売とは別に、仕入れた車の販売前仕上げでも使い道があります。Starex の初期導入セットにはレザーシート専用のクリーナーが入っており、特許取得のバロンボックス(イージーワイプ)と組み合わせると、素材を傷めずに素早くきれいにできます。仕上げの品質が上がり、1台あたりの作業時間が短くなるため、コーティングを付けない車両でも仕上げ工程の利益率に効いてきます。
ファブリックシートの仕上げは、Restore Core(レストアコア)の車内クリーニング技術を導入すると同じように時間を短縮できます。汚れ・ニオイの強い在庫車は先にきれいにし、そのうえで Starex で守る、という順番にすると、仕上げと付帯販売が一本の流れになります。
納車後に効いてくること:買取時の内装
付帯販売のもう一つの効果は、数年後の買取・下取りに戻ってくることです。シートに汚れが染み込んでいない車両は、内装の減点が少なく、再販時のクリーニング工数も減ります。納車時に「次に乗り換えるとき、内装がきれいだと査定で損をしにくい」と伝えておくと、お客様にとっても付ける理由になります。
なお、コーティングをしても定期メンテナンスは必要です。目安は6か月〜1年で、日常のお手入れが楽になる、というのが正しい伝え方です。
※メンテナンスの周期は、ベースのコーティング剤と車両の保管状態によって異なります。詳しくは施工店にご確認ください。
よくある質問
施工できるスタッフがいません。
初期導入費用に商品知識・技術講習4時間が含まれます。専用設備は不要で、既存スタッフで運用できます。
ファブリックシートの車が多いのですが。
初回セットには革用5台分とファブリック用5台分の両方が入っています。2回目以降は片方だけの注文も可能です。
在庫車のニオイや汚れが先にあります。
汚れやニオイが残っている車両は、先に車内クリーニングをしてからコーティングします。特殊な汚れ・ニオイは Restore Core(レストアコア)の加盟店にご相談ください。
契約の条件と費用は、すべて公開しています
初期導入 230,000円(税別・10台分の材料と講習込み)、2回目以降 1台分 15,000円、月々の固定費 0円。禁止事項や支払い条件まで1ページにまとめています。資料請求は不要です。
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在庫車のニオイ・汚れが先にある場合は、車内クリーニング・特殊消臭に対応する Restore Core 加盟店へ。
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記載の金額はすべて税別。粗利は材料費のみを原価とした計算例で、収益を保証するものではありません。
